板橋宿の物語を未来に繋ぐ「大正6年築造”板五米店”リノベーション」プロジェクト

Project

板橋宿の物語を未来に繋ぐ「大正6年築造”板五米店”リノベーション」プロジェクト

板橋区の仲宿商店街にある「旧板五米店」は大正6年(1917年)に建てられました。旧中山道、日本橋から第一の宿場町として当時を想像できる唯一の建物です。このエリアは今でも暮らしに根付いた商店街があり、昔ながらの個人店が多くあります。
昨今では店主の高齢化や継ぎ手がいない為、街並みは新しいものへと様変わりしてます。歴史とともに生きた建物は数十年前の廃業以来長きに渡り利活用されていない状態です。維持費や継続性を考えると様々な人の協力がなければこの建物もまた消えゆく流れにあります。

プロジェクト概要

プロジェクトの概要

1)リノベーションを通して区指定文化財登録へ格上げ>街への誇り
2)地域住民が「働き・使う」を通して新たな交流が生まれる機能設計>街との繋がり
3)板橋区の価値・魅力が区内外の人に感じられる暮らしのツーリズム事業>街への愛着


「使う、働く、訪れる」日常の暮らしの延長線の中から交わり協力できる拠点づくり。「街の価値を次世代に繋げていく拠点」としての建築だけのリノベーションに留まらずエリアに派生していく仕組みづくりをしていきたいと思っています。

プロジェクト内容

現在イメージしている機能
<※6月~7月にワークショップを行います。そこでも皆さんのアイデアを取り入れながら参加する皆さんでつくっていきます。よって下記内容は若干変更する場合もございます。>

①ITAGO TOURS(板五ツアーズ)
~商店街の中にある日常の価値を感じるツーリズム事業~
板五米店にツーリズムのエントランス(玄関口)機能を併設します。
「人」を通して街を知り繋がる。街への愛着を高める。商店街だからこそ感じられるローカルのこと。板橋の人、区外の人、外国人関係なく楽しみつくす体験着地型のツーリズムコンテンツづくりを展開します。「宿場町」としての機能は人と人、地域と地域、都心と地方を繋ぐ機能があります。本来あった機能を今に再生し「板橋宿」を固有の街に育てていきます。

「お結び」の仕事を通して地域に近づく触れる。繋がりながら働く場所。
板五米店は元米屋さんでした。お米が主役のお店「おにぎりカフェ」の業態を作ります。スタッフは新米お母さん、ベテランお母さん、おばあちゃんなど「働くこと」を通して交流を生み出す業態を作ります。ここに訪れた外国人の方にお結びづくりを体験してもらっても良いかもしれません。地域ボランティアの「まちあるき」に参加する区外の人には携帯食、お土産としても。

③お休み処
平日の板橋宿の街はお年寄りや子育て世代の方が多くいらっしゃいます。軒先や一階をちょっとしたお休み処として開放する仕組みを「どうすれば作れるか?」等、今後のワークショップで皆でアイデアを出し合います。仲良くなってきたら、おばあちゃんがお休みしているところに、ちょっとだけお子さんを預けてお買い物。ついでにおばあちゃんのも一緒に買ってくる。「ほんの10分のお願い事」ができる関係性をつくるきっかけづくりがおきる場づくりをしていきます。

④色々な人が自由に使えるレンタルスペース機能
築100年もこの街にあった建物は街の誇りです。眺めるだけではなくて誰もが使える仕組みにしていきます。

プロジェクトの効果

・地域商店街活性化
・雇用創出
・街に新たな人の回流を生む
・地域固有の価値創出・街への愛着

実現したい地域像

「10分のお願い事」ができるような関係性が、街のいたるところでみられる地域像。このエリアにずっと残っている風土、風景が今も次の世代にも繋がっていけたらいいなと思っています。この板五米店のリノベーションをきっかけに古い建物を「直す、使う」文化がこの街に生まれることを期待しています。

※このプロジェクトの前段として実績をつくりました。同じ板橋宿エリアに元牛乳屋さんをリノベーションしコワーキングカフェとして利活用しています。

リノベーション実績
「おとなりスタンド&ワークス」
東京都板橋区板橋3-12-1

プロジェクトスケジュール

現時点の活動予定は次の通りです。

〇2019年4-5月 物件調査

〇2019年5月下旬
近隣の魅力発見まちあるき
~イラストレーターさんと一緒に作る手書きMAP作成ワークショップ~

2019年6-7月 利活用検討ワークショップを開催(2回予定)・設計
2019年8月中旬 リノベーション開始
2019年11月初旬 オープン

団体概要

プロジェクト代表者
永瀬賢三(株式會社向こう三軒両隣)

地域企業、商店街、行政、町会など組織、団体の垣根を超えて協力してくれる有志を募っていきます。


活動報告