ものづくり交流場「ひらめきドア」

Project

ものづくり交流場「ひらめきドア」

近年とても発達してきたデジタルファブリケーション機器は、大量生産品では成立しない、地域や個人の小さな「あったらいいな」に応えるものづくりを可能にします。
そこで、こうした機器を地域の人が気軽に利用できる場を板橋区内にほしいなと考えました。

プロジェクト概要

プロジェクトの概要

プロジェクトでは、デジタルファブリケーション機器を使って楽しむことを広めながら、長期的な目標として機器を備えた交流場の設立をめざします。
ただし、私たちにとってデジタルファブリケーション機器は場の主役ではなく、あくまでコミュニティを豊かにする強力なツールです。
皆がいて楽しいから集まる、ついでにもの作りもできる、そんな地域の交流空間をめざしています。

プロジェクト内容

(1)中長期のスパンでは「ひらめきドア」という交流場の設立について検討を進めます。
(2)場所は「箱」に過ぎず、場を機能させるにはコミュニティを育てることが重要です。「ものづくりを通じた人の交流」を活性化するため、ものづくりに関わるイベントやワークショップなどを開催します。
(3)ひらめきドアの考えに賛同いただけるお店や工房などで、デジタルファブリケーション機器を活用した場づくりを行い、小規模かつ分散的に区内でものづくりによる交流の機会を増やしています。
(4)現在のプロジェクトメンバーはデジタルファブリケーション機器に精通しているわけではないため、これを大いに遊んで制作技術を高めていきます。

プロジェクトの効果

これまでは、地域の他団体に仕掛け募金箱やイベント用のメダルを製作してプレゼントしたり、地域の話題をモチーフにしたボードゲームでイベントを開いたり、プログラミングや3Dプリンターに関する無料講座を提供したりしてきました。
長期的にはこうした活動によって、ものづくりによる交流や助け合いが当たり前な地域社会に発展することを目指します。

実現したい地域像

デジタルファブリケーション機器を備え、地域の人が気軽に利用できる場所をつくりたいと思います。また「手作りプレゼントを贈ろう」という企画などを中心に、地域の幅広い世代の人が、互いの望みや悩みを知ろうとし、ものづくりを通じて助け合える機会を増やせるといいなと考えています。

プロジェクトスケジュール

現時点の活動予定は次の通りです。
2019年-2020年6月 ワークショップやメンバーの技術トレーニングを実施。
2020年6月から  多様な活動がメンバーの過負担にならないよう、現状の活動の仕組みを見直し。
2021年から 複数の分散した「ものづくり交流場」をネットワーク展開できるよう検討していく。

団体概要

私たちの活動母体は、特定の法人や団体ではなく、有志のメンバーで集まって、それぞれの役割を考えて行動するプロジェクト形式です。


活動報告